「景徳」で感じた、子どもたちのために働く意義と喜び
今まで社会的養護の経験はなく一般企業で営業をしてきた中で、あと数年で40歳、人生80年と考えると折り返し地点。
残りの自分の人生を考えた時、誰かのためにこの時間を使いたいと考え始めました。自分自身2人の子供がいて子育てする中で社会全体で子どもを育てていく必要性を感じ始め、その誰かを「社会にいる子ども達」と自分なりに位置付けこの児童養護施設の職員と言う仕事を選びました。

入職2年目STさん(保育士)

- 他施設と比べて説明会の内容が充実しており、熱意を感じた為
- 自宅からこの施設が近く、子ども2人の保育園の送迎や急な呼び出しがあった際でも対応がしやすい為。

- 時間が変則的な仕事ではあるが、出来るだけ早く帰れるようなサポートし合う意識が職場全体としてあります。
- 宿直ではなく夜勤形態の為、翌日午前中で上がれる事。
- 家庭を持つ職員が多く、職場全体が家庭を大事にしている所。
- 子どもの為を本気で想っている職員が多い。

- 体調面(夜勤や早番など勤務時間がバラバラで最初は慣れるまで大変でした。)
※ただ体調不良の場合などのフォロー体制はソフト面、ハード面含め万全だと感じます。 - 子どもからの辛辣な言葉を受けた時
※分かってはいるけど、やはりつらい時があります。でも色んな職員から「大丈夫だった?」という優しい言葉掛けで救われた部分はあります。

- 子どもと楽しい時間を共有出来る事。 何気ない日々の夕食時の会話など些細な楽しさを子どもたちと分かち合うのは嬉しいものです。
- 子どもの成長を感じられる事。これも些細では有りますが、九九が苦手だったのがいつの間に出来るようになったり、子どもとスポーツ観戦に行き、そのスポーツに魅了され、そこから部活、クラブチームで活躍するまでに成長したり。数えたらきりがありません。

決して子どもが好きだから向いてる、嫌いだから出来ないと言う事ではないと思います。
子どもの為に真っ直ぐ仕事に取り組める人であれば能力は関係ないと思っています。
私も社会的養護は全くの未知の領域でしたが、むしろ色んな社会経験をされている方と一緒に働きたいですね。
今まで培ったその経験を子ども達に還元していってほしいです。
職員インタビュー
品川景徳学園で働く先輩たちに普段の働き方や、この職場の魅力などについてインタビューしました。

ひとり一人に目を向ける人へ。
入職2年目 SRさん (児童指導員)

仕事と家庭の両立ができる環境。
入職14年目 MAさん
(家庭支援専門相談員)